心の不調をすぐに発見するために|うつ病のセルフチェックをしよう

医療

正しい診察の秘訣

カウンセリング

協力体制を整えよう

病気治療にはマニュアルが存在し、世界的な視点でみればうつ病は世界保健機構で発行している診断基準を元に患者の状態をチェックしていきます。この診断基準は精神科と心療内科問わず利用される傾向が強く、受診時には患者もこの点を把握しなければなりません。DSM5と呼ばれている世界保健機構の診断基準は、まずカウンセリングを行い興味やポジティブな感情の起伏が起きなくなったか問診していきます。それと同時に食欲が飛躍的に増加または減少しているか、その影響で体重の増減度はどの程度だったのかを調べていきます。なのでうつ状態の自覚がある方は、カウンセリング時に自分の過去の体重を医師に伝えられるようにしておくと診断がスムーズにいきます。他にもうつ病タイプが心因性か身体因性なのかを判断するため、参考データとして血液を含めた検査結果から医師が診断します。心因性の場合は医師が普段の生活習慣を問診によるチェックを、身体因性の場合は脳や消化器系器官の異常がないかをチェックしていきます。心因性のチェック時に重要なのは、医師の質問に対する答えを隠さない事で、答えなくないならば答えたくないときちんと回答してください。この回答を行う事で医師は他人に話したくない要素に、うつ病の原因が隠されていると診断します。答えたくないと回答した場合は補助的な意味の心理検査を行う事が多く、診察精度を高くするためにも気を張らず自然体で回答していきましょう。身体因性のうつ病と診断された方は、医師の診察で原因が確定した段階で投薬治療を行っていきます。投薬治療で注意しなければならないのは、うつ病治療薬の中には睡眠を促進させる効果のある物が存在している事です。そのため生活に支障を出したくない場合は、睡眠効果の浅い四環系のうつ病治療薬の処方を医師に相談してみましょう。ただしうつ病の原因が睡眠にある場合は、睡眠効果の高い三環系うつ病治療薬を使用する必要性があるので、留意しておきましょう。また発症の原因になっている身体的疾患を治療する薬品の服用もあり、こちらは服用時間が決められている事が多いので、必ず守るようにしてください。投薬治療は心因性を発症している時にも行われ、この場合は精神安定剤を主軸とした治療が行われていきます。ただし心の状態を把握した上での投薬になるため、投薬治療ができるまでに長期間のカウンセリングが必要な点を留意してください。より正確な診察をしてもらうためにも、うつ病を発症した職場や家から通いやすい病院を選択する事も考慮してみましょう。